世の中を見て、「私は世の中に何をすることができるだろうか」と尋ねることで、自分の人生で何をしたらよいかを考えてはいけません。
代わりに、自分を見て、以下のことを自分に尋ねてください。
「自分が愛していることで、私は何をしたいだろうか?」
「私は何に関心をもっているだろうか?」
「何が私をワクワクさせるだろうか?」
「私が自分の人生で取り組んでいる問題は何だろうか?」
「私は何をすることに熱中できるだろうか?」
ある男性は小売店を開きたいと思っていましたが、以前に店舗を経営した経験が全くありませんでした。
彼は、自分が何を売ることに興味があるかということよりも、どんな店が流行っているのかを見て、開く店の種類を選びました。
結果的に、アイスクリーム店を開くことを決めたのですが、自分ではアイスクリームについて経験も関心もほとんどありませんでした。
彼にとってその仕事はやるのは楽しいことではなかったので、集客などの仕事にもあまり力が入らず、お客をあまり引きつけることが出来ませんでした。
彼は自分にムチを打って長時間働いたにもかかわらず、そのお店はほとんどつぶそうになってしまいました。
ついに彼は、自分の仕事をどうやって改善したらよいかについて内なる導きを求めることを決意し、自分の本心や直観からくるメッセージに耳を傾けるようになりました。
そして、自分が関心のある製品を売ることが必要であることをメッセージとして受け取った気がしました。
それから、彼は自分の人生をふりかえり、自分が何に関心があり、親しんでいるのかを観察してみました。
彼は自分が走ることが好きで、スポーツにいつも惹かれてきたことに気づきました。
彼は、自分がランニングのシューズやそのほかの必需品を見つけるのにどれだけ苦労し、自分が欲しいものを見つけるのに多くの店にいかなければならなかったことを思い出したのです。
彼はランニングシューズとランニングに関連する商品を専門とするお店を開きたいと思い、アイスクリームのお店を売って、別の店を開きました。
彼は、ジョギングブームが世の中に起こっていることをあまり知らなかったのですが、その波にも乗れて、彼の店は繁栄し、彼も自分の仕事を喜んで続けることが可能となりました。
あなたは多くの技術と才能と、驚くほど豊かな過去の経験と知識を持っています。
自分が通ったすべての学校、ワークショップ、クラス、講義、を思い出すことで、自分の技術と知識の一部を確認することができます。
また、自分が読んだ本、聞いたテープ、見てきたテレビ教育番組を思い出してください。
あなたが自分の技術を確認するとき、自分が放課後や夏休みにしたすべての活動だけでなく、ボランティア活動や地域活動なども含めて、自分が今までにしてきたすべての仕事を思い出してください。
あなたは家を整理したり、家庭を運営したり、委員会に関わったり、お金の面での管理運営をすることが好きですか?
それとも、人々のグループを組織し、彼らのスケジュールを調整したりすることが好きですか?
また、自分の趣味も見てください。
スポーツクラブなどに所属していますか?
あるいは、演劇や映画などを観るのが好きですか?
また、芸術的なこと(写真を撮る、デザインをする、歌を歌う、物を作る、詩を書くなど)は好きですか?
このようにして人生を細かく振り返ってみると、おそらく、今までに自分で気づいたことがないほど、豊かで多様な技術の背景を自分が持っていることに気づくと思います。
自分の使いたい技術を見たあとで、今度は自分の夢をみてください。
自分の夢をより詳細により明確にすればするほど、あなたは自分のほしいものをますます引き寄せることがきるようになります。
自分の理想的人生についての夢、自分が惹かれる物事、自分がそのまわりにいたい環境や人々のタイプを調べるとき、自分のライフワークの要素を確認しているのです。
あなたの夢は、ちょうど建築家が書く設計図(青写真)と同じように、自分らしい人生のモデルとしての役割を果たし、ハイヤーセルフ(高次の自己・自分の本質)が外に出かけて、あなたに高い道をもたらすのを助けるのです。
※参照、光の存在オリンとダベンのチャネリング情報『クリエイティング・マネー』サネヤ・ロウマン&デュエン・パッカー著
~~引き寄せの法則×ライフワークを創造する:外を見るのではなく自分の内面を見てライフワークを見つけるためのワーク~~
➀自分のライフワークを見つけるときにまわりの世界の流行や市場を見て、「私は世の中に何をすることができるだろうか?」と考えたことがありますか?
もしあるのであれば、これからは以下のことを自分に対して尋ねることにしましょう。そして、ライフワークを見つけるために今、以下の質問に答えてみましょう。
「自分が愛していることで、私は何をしたいだろうか?」
「私は何に関心をもっているだろうか?」
「何が私をワクワクさせるだろうか?」
「私が自分の人生で取り組んでいる問題は何だろうか?」
「私は何をすることに熱中できるだろうか?」
➁以下のものであなたが影響を受けたものをリストにしてみましょう。
そして、次に、そこから得た知識や技術を書いてみましょう。
「本」
例:「引き寄せの法則」自分の理想を引き寄せるための感情の活用方法と知識を得た。
「講演」
例:「引き寄せの法則の講演」高次の存在と繋がることの重要性と繋がる感覚を得た。
「テレビ番組」
例:「プロフェッショナル」仕事に情熱をもって取り組むことの重要さと、プロの対人関係の方法を学んだ。
「映画」
例:「インターステラ―」5次元の視点を得た。
「漫画」
「自発的な参加したボランティア活動」
➂以下の項目について自分の理想を描きましょう。
自分の理想を描くとき、その理想の中に自分のライフワークを構成する要素を見つけることができます。
家族との関係:
例:仲良く、親が行きたいと思っていた海外などに連れていってあげたり、自分たちのしたかったことをできる手助けをしたい。
家や生活環境:
例:高い見晴らしの良いところに家がある。普段は暖かくて、自分のやりたいことに集中することができる。
プライベートの人間関係:
例:お互いの意志を尊重して、相手の自由を認める関係。お互いが独立していて、愛がある。
仕事内容:
例:人の才能を活かした仕事づくりの手伝いや、人生の目的を生きるためのライフスタイルの再構築の手伝いをしたい。
仕事の人間関係:
例:愛があって、精神的にも成熟している人たちと関わり合う。
他、自分が惹かれる人や物事:
例:映画俳優や世の中をよくする企画を創る人。など
➃上記➂を書いてみて、自分のライフワークはどのようなものが要素としてありそうですか?
正解はないので、思いつく限り書いてみましょう。
例:スピリチュアルなことに関することである。
例:人の才能を活用することに関係している。
例:精神的に自立することを重要視している。
例:自分のライフワークは精神的なことを重んじる人を相手にするものである。など
以上です。
ライフワークを見つけるときは、外側ではなく自分の内側を見ることがとても大切です。