自分が去って行くものを嫌うのではなく、むしろ愛することは「挑戦」ともいえます。
もし自分の欲しいもの、つまり自分がもちたくて、それに向かって進んでいきたいものに専念すれば、あなたはそれをもつことになります。
逆に、何かを嫌えば嫌うほど、ますますそれに縛り付けられてしまいます。
たとえば、自分のビジネスを嫌えば嫌うほど、ますます長くそのなかにとどまるような状況が生み出されてしまうでしょう。
この宇宙の法則の一つには、人生のあらゆる状況をいかに愛するかをあなたに教えるというものがあります。
あなたは愛するまでは、何かから本質的に去ることはできません。
つまり、あなたは自分が嫌っているものに縛りつけられるのです。
もし何かを嫌えば、それを愛するまでは(たとえ人や形が変わっても)それに何度も何度も引きつけられることになります。
いったんそれを愛すれば、あなたはそれから自由になります。
これを示すある男性の例をみてみましょう。
その男性は自分のビジネスを始めたのですが、一年後に自分がその仕事が好きではないことがわかりました。
彼は、長時間労働、お金が足りないこと、また自分が付き合わなければならない人々のことを予測せずにビジネスをはじめたのです。
彼は自分が別のビジネスをしていれば良かったのにと思い、会社に行くことを避け始め、かかってきた電話の対応などをおろそかにし始めました。
彼のビジネスはうまくいかなくなったので、彼はますます借金を重ねるようになり、借金が増えるにつれて、彼には自分の会社や自分の人生をどうしたらよいかについて、ますます選択が少なくなっていってしまいました。
ある日、友人が彼に次のように言いました。
「君が愛するまでは、何かから自由になれないよ」
そして絶望のなかで、彼は自分のビジネスを愛してみようと決心するにいたりました。
彼は今まであった電話にかけ直しはじめ、お客とより多くの時間を積極的に過ごすようにしました。
もっと会社を素晴らしい状態にしようとして、あらゆるものを整理し、経費を削減したり、時間を節約する方法を実行しました。
そうするうちに二カ月以内には会社の利益が上がるようになり、一年以内には彼は別の分野で自分がもっと好きなことを始めるお金を得ることができたのです。
彼は最初のビジネスを愛したので、それはうまくいくようになり、結果的に自分の理想の人生を歩むことができたのです。
この男性の例にあるように、自分の避けているものとの関係をとらえなおすことはとても重要なことなのです。
※参照、光の存在オリンとダベンのチャネリング情報『クリエイティング・マネー』サネヤ・ロウマン&デュエン・パッカー著
~~引き寄せの法則×お金とライフワークを創造する:愛する挑戦をするためのワーク~~
➀「もし自分の欲しいもの、つまり自分がもちたくて、それに向かって進んでいきたいものに専念すれば、あなたはそれをもつことになります。
逆に、何かを嫌えば嫌うほど、ますますそれに縛り付けられてしまいます。」
とありますが、あなたの人生を振り返ってみて、この情報はどれくらい当てはまると思いますか?
気づくことがあれば何でも書いてみましょう。
例:自分がやりたいと感じる仕事を積極的に探していた時、おもしろいように、自分の希望通りの仕事が自分のもとにやってきた。
逆に、自分がその時やっていた仕事が嫌で、そこから逃げることを動機として何か別のことをやろうとしていた時は、どんどんお金が無くなって、その仕事に縛り付けられ、よりその仕事をやることにつながっていた。
この経験から、上記の情報は自分にとっては真実だと思える。など
➁「この宇宙の法則の一つには、人生のあらゆる状況をいかに愛するかをあなたに教えるというものがあります。あなたは愛するまでは、何かから本質的に去ることはできません。
つまり、あなたは自分が嫌っているものに縛りつけられるのです。もし何かを嫌えば、それを愛するまでは(たとえ人や形が変わっても)それに何度も何度も引きつけられることになります。
いったんそれを愛すれば、あなたはそれから自由になります。」
とありますが、上記➀の「嫌うことによって何かに縛り付けられた状況」について、この情報をどのように活用できそうですか?
過去のその場面を振り返って、この情報を知っていたら、自分はどのようにしていたかを書いてください。
そして他、気づいたことがあれば何でも書いてみましょう。
例:ある営業の仕事をしていた時、自分から新規開拓をするのが嫌でしょうがなかった。
しかし、避ければ避けるほど、結果的に新規開拓をせざるを得ない状況になっていった。
もしそのとき、上記の情報を知っていれば、勇気を出して、自分が嫌だと感じる新規開拓に対し、「楽しみながら新規開拓する」を念頭に置いて、アイデアを出し、行動していたかもしれない。
今後は、自分の嫌な状況があったときは、その状況が何なのかを正確に突き止め、それに対して、楽しみながらできることを考え出し、積極的に行動に移してみようと思う。など
以上です。
嫌なものは向き合うまではとても勇気がいりますが、実際に向き合って、その対象に対して何らかの行動を起こすと、驚くように状況が開けてくることがほとんどです。
工夫次第では、喜びを感じながら、その状況と向き合って、望ましい変化を創り出すことも可能なのです。