もし借金をすることを考えているのであれば、最初に自分の内なる導きを確かめ、それが適切かどうかを自分に尋ねてください。
大きな前進をするために借金をすることは、借りた以上のお金を自分のところにもたらす可能性があります。
しかし、毎月の出費を支払うために借金を抱えることは、自分の財政計画に基本的な問題があることを示しているかもしれません。
毎月の家賃のためにお金を借りることはできますが、家賃はまた次の月にも必ず来ます。
通常、毎月の基本的出費のためにお金を生み出すためには、借りる以外の方法を考えるほうがたいてい良いです。
時には、何らかの出費のためにお金を借りることが必要に思われるときもあります。
もし借金をしたならば、借金をしているという事実があるからといって、そこに意識を向けることで自分が繁栄していないと思わないでください。
もし自分の借金が手に負えないように感じたら、自分がこれらの借金を簡単に支払えるという最初の信念に戻りましょう。
お金を借りた時はきっと自分には将来収入があることを信頼していたと思います。
その信頼を新たに呼び起こすことが大切です。
自分の借金を心配する代わりに、毎月少しずつでもいいので喜んで払いましょう。
借金の額がだんだんと少なくなることを視覚化すれば、いつかは払い終えることでしょう。
借金をしているからといって、そのことを心配することは非生産的なことです。
たしかに借金がある状態は好ましくないかもしれませんが、自分の心を創造的な考えに向け、心配する代わりに働かなければ、借金は払い終わりません。
もし一時的に借金を払えない場合は、必ず借りている相手に連絡を取るようにして、支払う意志があることは伝えましょう。
そして、少しでもお金に余裕ができれば、できるだけそのお金を返済にまわしてください。
そのように意志を伝え、少しずつでもお金を返していけば、貸している人もその額にはあまり何もいわないでしょう。
支払いができないとわかると、借りている相手の反応を恐れてしまい、連絡を断ってしまうことがあります。
自分の中で相手がこちらの事情などを全く配慮してくれないと思い込んでしまうからです。
そして、意図的に相手の連絡を無視したりすることで、どんどん自分の中で相手への恐れが増していき、意識がそこにとられるので、あらゆることが上手くいかない感じがしてきます。
この負のサイクルを断つためには、まず勇気を出して、お金を借りている相手に連絡をし、そして現状を伝えるのです。
ある人が上記のような状態から抜け出すために、お金を借りていた会社に恐る恐る連絡をしました。
そうしたとこ、ビックリするほど相手が自分の状態を理解してくれて、結果的に話が良い方向に行き、金利が発生しなくなり、それから少しずつでも支払いをすることができるようになりました。
意識も借金のことにとられなくなり、様々な面でその人は安心感を得ることができるようになりました。それから良い仕事も見つかり、人生がどんどん上向きにむかっていくことになったのです。
自分が恐れている現実はたいてい起こらないことが多いのです。そもそも、恐れ自体が幻想だからです。
もしあなたが借金をしていて、それから抜け出したいと思っているならば、まず自分が借りている総額を計算してください。
それから、自分がこの借金について悪く思っていたら、まず自分のことを許しましょう。
自分が借金をしたのは、お金を貸している人たちと自分自身が将来お金を稼ぐ能力があることを信じているからだということを理解しましょう。
そして、自分の借金が完全に支払われたことをイメージし、その報告書が「借金0円。完全に支払い済み」と書いているのを想像し、自分が最後の支払いをしているのをイメージしてください。
その場で出来るだけその状況を実感しましょう。そのとき、自分が感じる素晴らしい気分を今経験するのです。
借金が払い終わるのにどれくらいかかるのかと心配するべきではありません。
それは実際払い始めれば、自分が想像しているよりも、もっと早く終わることがほとんどです。
自分が次の分割分を支払う用意ができた時、ニセの小切手を書いてみるもの良いでしょう。
そして、自分がその請求額を支払うとき、貸してくれている相手が自分のことを信頼してくれていることに、心からの感謝の気持ちと愛を送るようにしてみましょう。
多くの人は、自分自身の純粋な価値を自分の銀行口座の残高を見て決定しています。
たとえ自分に貯金がなく、さらに借金があるとしても、そのようなことに関係なく自分自身には価値があります。
それは、今まで学んできたすべての技術、知識、態度、教育、経験そして人との付き合いなど様々なものから構成されている価値です。
自分がこれまでに学んできたあらゆることと、自分が持っているあらゆる技術は将来の収入の源泉です。
過去の技術と経験が自分の価値の一部であり、それらをお金に変えることができます。
自分の価値は銀行の残高によって計られるものでは決してないのです。
※参照文献『クリエイティング・マネー』サネヤ・ロウマン著
~~引き寄せの法則:借金について引き寄せの観点からみるワーク~~
➀まずあなたは借金がありますか?もしある方のみこの後のワークをやってください。
➁借金があることに関して今までの自分の考え方を見てみましょう。
例:借金が自分にはまだたくさんあり、とてもうまくいっているとは思えない・・・など
➂上記の文章を読んで、借金をしていることに関して、どのように前向きな見方ができますか?
なるべく、借金があることに関してホッとできるような考え方になるまで様々な角度から借金のことを考えてみましょう。
(ホッとした気持ちになることは、引き寄せの法則が良い方向に働き始めるきっかけになります。)
例:借金をし始めた時は、軽く何とかなるだろうという気持ちでいた。だから、その気持ちに戻って、新たに今日からできることから始めよう。
そして、お金を貸してくれた人は自分の将来の支払いに関しても信頼してくれていたはずだ。自分のことを信頼してくれているのはありがたいことだ。(ホッとした気持ちになってきた)など
➃もし借金をしている相手と連絡を断っている場合、勇気を出して何らかの形でコミュニケーションをとってみましょう。
そうすることによって、自分のお金の流れが大きく変わる可能性があります。
➄自分の借金の総額を計算してみましょう。
次に、借金について自分のことを悪く思っているのであれば、まず許しましょう。
そして、自分が借金をしたのは、お金を貸している人たちと自分自身が将来お金を稼ぐ能力があることを信じているからだということを理解します。
それから、自分の借金が完全に支払われたことをイメージし、その報告書が「借金0円。完全に支払い済み」と書いているのを想像し、自分が最後の支払いをしているのをイメージしてください。
今この場で出来るだけ借金を支払い終えた状況を実感しましょう。その時どのような気分になりますか?
➅あなたは自分の価値を銀行口座の額と同一視している部分がありますか?
もしある場合、上記の文章を参考にして、どのように考えを変えることができるでしょうか?
ワークは以上です。
どのような出来事も自分の考え方を変えることで良い方向に転じさせることが可能です。
少しずつでも前向きに考えられるようになることで、豊かさを引き寄せ始めましょう。