この練習をつかって、エネルギーと磁力で自分のほしいものを創造する方法を学ぶことができます。
それは大小様々な物、お金、あるいはあなたがほしいものの本質であるかもしれません。
<ワークの準備>
自分がほしいものを選んでください。
そのとき、それを手に入れることができると信じ、それについて肯定的に考え、それを手に入れる意欲をもつことが大切です。
それが自分に与えてくれる高い質について、できるかぎり具体的に述べ、そして引き寄せるとき、この高い質を想像してしてください。
また、それが与えてくれる本質と、もし知っていいるならば、その具体的な形態や金額も引き寄せることが必要です。
自分の想像を広げ、もっと多くを求めることができないか見てください。
もしあなたがその形態を知らなければ、それを表わす象徴を引き寄せることができます。
少し時間をかけて自分がほしいものを考えてください。
自分がほしいものをできるだけ明確にするために、必要なら、「引き寄せの法則とお金のワーク3:創造し引き寄せたいものを明確にする」のワークを活用してください。
数分間、くつろぎ、ジャマされないで考えることができる時間と場所を見つけてください。
くつろいで、「ワーク1:くつろぎ、集中し、視覚化することを学ぶ」と同じように準備してください。
このとき大切なことは、「引き寄せる感覚」だということを忘れないでください。
コイルのイメージが使われますが、それは人が「引き寄せる感覚」を得るために、とても効果的だからです。
いったんこの感覚の状態に到達したら、将来この感覚を再び生み出すことに役立つなら、どんなイメージ、映像も使ってください。
この練習はあなたの想像力を使うものです。
それをやるのに「正しいやり方」も、「間違ったやり方」もありません。
引き寄せるとき、感覚やイメージで遊び、創造力を十分に働かせ、あれこれ工夫すると、最もよい結果が生まれます。
<ワークのステップ>
ステップ①
何を引き寄せたいかを選んで、それについて考えてください。
もしわかっているならば、それらの詳細、自分が望むあらゆる機能と特徴と本質について、できるだけ具体的に述べてください。
ステップ②
自分がほしいものを視覚化し、感じ、そのイメージをできるだけ実感してください。
自分がそれを受け取り、それをえたときの素晴らしい気持ちを経験している場面を想像してください。
「ワーク1:くつろぎ、集中し、視覚化することを学ぶ」で学んだように、自分の視覚を鮮明にすることが大切です。
もし自分がほしいものを視覚化できなければ、それをもつことによって得られる感情をできるだけ鮮明に想像してください。
あるいは、それを表わす象徴を選び、その象徴に働きかけてください。
引き寄せる作業をするたびに、または自分が選んだその対象を考えるたびに、この同じイメージや象徴を使うようにします。
ステップ③
自分のなかに、エネルギーを生み出す力の源泉があると想像してください。
それから、グルグルまわっている輪のようなコイルをイメージしてください。
このコイルは体の内部の太陽神経叢(みぞおち)のあたりから始まって、外へ外へと伸びていきます。
自分の力の源泉から力を入れて、このコイルを通じて力とエネルギーを循環し始めてください。
多くの人は、この力を自分のハイヤーセルフや魂、あるいは大宇宙の心、神、また「存在するすべて」と呼ばれるような高い力からやって来るものと考えています。
自分にとって適切に感じられるものは何でも、力の源泉として使ってください。
快適に感じるどんな方向にも、自分の磁力のコイルが回転することを想像することができます。
ステップ④
自分が引き寄せたいものを考えるとき、コイルは、自分がほしいものを引き寄せるのに必要な大きさにしてください。
それを自分の体全体の大きさにすることが必要でしょうか?
あるいは、それより小さく、それとも大きくすることが必要でしょうか?
ほしいものを自分に引き寄せるために、コイルにどれくらいのエネルギーを送り出すことが必要でしょうか?
自分の想像力を使って、適切に感じられるまで、そのコイルの形、大きさ、強さに働きかけてください。
これを行うと、あなたのまわりで磁力界が作動し始め、磁石が鉄を引き寄せるように、ほしいものを自分に引き寄せます。
ステップ⑤
ほしいものを自分に引き寄せるとき、それを自分のエネルギーのどこに入れたらいいか調べてください。
それは、自分の体の特殊な場所であるかもしれません。
たとえば、自分のハート(心臓)、喉、あるいは心からコードが出て、ほしいものと結びつき、それを自分に引き寄せると想像することもできるでしょう。
またそれが、自分の手のなかに入ると想像したいかもしれません。
あるいはまた、それが自分の体全体に広がるほうが、快適に感じられるかもしれません。
たとえば、多額のお金はあなたの生活の多くの領域に影響する可能性があります。
ですから、それを自分に引き寄せるとき、特定の場所より、自分の体全体にそれがあることを想像することが必要かもしれません。
ステップ⑥
自分のコイルを作るとき、自分のほしいものを入れる前に、どんな出来事が必要か想像してください。
ほしいものを手に入れるために、実行すべきいくつかのステップや出来事があります。
それが一日に一つ、二つであれ、五十であれ、これらの出来事とステップが起こる早さを調整することができます。
自分がこれらのステップを実行し、出来事を起こす速さを適切に感じるまで、早くしたり遅くしたりして、いろいろ試してください。
もしその物事やある金額のお金をあまりに早く引き寄せると、緊張感や圧迫感を感じることでしょう。
あなたにとって、ちょうど適切な変化の速度があるのです。
ステップ⑦
自分の姿勢と呼吸を観察し、少しそれらを変えることで、自分の引き寄せる感覚を増すことができることに気づいてください。
ステップ⑧
エネルギーが完成したように感じる地点に達するまで、自分の磁力コイルを生み出し続けてください。
あるところで、「カチッ」という感覚や停止を感じるかもしれません。
あるいは、エネルギーが薄らぎ始めるかもしれません。
あるいは、自分が引き寄せているものを手に入れるという確信をもつかもしれません。
この確信を感じたら、引き寄せる作業をやめてください。
あなたは、エネルギーが増し、頂点に達し、それから下がり始めることに気づくことでしょう。
気持ちよく感じる間、磁力コイルを増し、引き寄せる作業をやってください。
もしそれが努力や緊張になったり、障害があるように感じれるならば、やめてください。
あなたはもう十分にやったのです。
ほしいものを自分に引き寄せるために、どのくらいエネルギーを注ぎ込めば適切か自分で発見してください。
ステップ⑨
さて、内面に入り、求めているものを引き寄せる作業を何回くらいやったらいいか、ハイヤーセルフに尋ねてください。
ステップ⑩
ゆっくりとこの状態から出て、体を伸ばしてください。
次の数日間、この目的の物と自分がそれを手に入れることができる方法について、何か洞察がないかどうか観察してください。
<ワークについての追加情報>
このコイルと自分が送り出しているエネルギーを、感じ、視覚化し、想像し、あるいは経験することができるまで、この練習を続けてください。
エネルギーが増したり、後退したりするのを感じ、「カチッ」という感覚や完成の感じを感じることができたり、あるいは増してきたエネルギーが引いてしまったのを感じたならば、ほしいものを引き寄せるプロセスが開始されたのです。
あなたが小さなものを引き寄せることに満足したとき、自分にとってより大きな挑戦である何かを引き寄せることに気づくかもしれません。
自分のコイルとそれを通じて循環させるエネルギーの量は、小さいときもあれば、より大きなコイルと多くのエネルギーを必要とするときもあるかもしれません。
また、少なくとも一分または、それ以上引き寄せる作業をすることが必要なときと、数秒で十分なときもあるでしょう。
自分が願っていることについて肯定的考えをもち、同時に、それを受け取ることについてある種の無関心も忘れないでください。
それが自分の期待とは違った形でやって来たとしても、だいじょうぶと思ってください。
やってくるものは何であれ、あなたがもつにふさわしいものとして、まかせて受け取ることです。
※光の存在オリンとダベンのチャネリング情報『クリエイティング・マネー』サネヤ・ロウマン&デュエン・パッカー著より抜粋