この記事はグラウンディングの方法や重要性についてのまとめ記事です。
自分に響く部分を活用していただければと思います。
グラウンディングについて要点:
「グラウンディング」の意味は、自分の肉体の中にあり、周囲に意識を向けながら、この地上において何が起きても対応できる存在のしかたを指しています。
グラウンディングの方法の多くは、「自分の意識」と「霊的な存在としての自分」をもっと肉体の中に招き入れるヴィジュアライゼーション(視覚化)によって行われます。
グラウンディングについて要点:
まだ霊的にめざめを経験していない人も、規則的に瞑想を実勢している人も、グラウンディングのことを知らずに身体の上の空間をさまよいがちな人が多くいます。
その場合、他の人や霊(エンティティ)などのエネルギーを受け取りやすい傾向があるでしょう。
自分以外のエネルギーを必要以上に取り込んでしまう状態を「サイキック・スポンジ」といいます。
完全に自分自身がハイヤーセルフやさらに高次の自己と融合すれば、波動が上昇することによって周りの重たいエネルギーがオーラ体に寄り付くことができなくなります。
しかし、高次の自己との融合が安定するまでの間は、「身体的に弱っているところ」や「過去世も踏まえたトラウマ的なエンルギーによるオーラ体のキズの部分」などから望ましくないエネルギーが侵入しやすいためグラウンディングを行うこととエネルギー的なプロテクションを行うことは非常に重要になります。
グラウンディングについて要点:
しっかりとグラウンディングができていれば、普通だったら目を背けて逃げてしまいたくなるような状況でも向き合うことが自然にできるようになります。
グラウンディングを行うことによって肉体の中にいることができ、向き合う力も上がるため、肉体から感情やカルマを上手に取り出して開放することが可能になります。
グラウンディングについて要点:
グラウンディングは全身の細胞レベルでの覚醒とアセンション(上昇)することには欠かせません。
アセンションは肉体をはなれ物質世界を超越することがゴールではなく、この物質世界の制約のなかで「思い込み」と「恐れ」を超越することがゴールなのです。
この地球レベルで上手に生きることができれば、宇宙のどのような次元でも上手くやっていくことができるといわれています。
それくらい地球での生活の難易度はこの宇宙の中でも高く、それ故にここでの生活はとてつもない学びや成長につながるのです。
この地球に転生してくる魂の多くは「もともと」7~8次元以上の波動を持っている勇敢な魂であることが多いといわれています。
「もともと」と書いたのは、何百回も地球で転生した結果、物質的なものに自分を同一視しすぎて、波動が重い状態になっている人が現代には多くいるからです。
アセンションは、「ハイヤーセルフ」や「モナド(さらに高次の自己)」など高次元の自己をこの肉体にディセンション(降下)させ融合させることです。
そして、それを成し遂げるためには、「抑圧された感情」「思い込み」「判断」「コントロール」「委縮した低波動のエネルギー(3次元における制約の原因)」を浄化することを目的として、自分自身を霊的に肉体のなかに充分に降ろしてくる必要があります。
それが果たされたとき、キリスト・観音・仏陀達が体験したように、ハイヤーセルフと完全に調和し融合することが可能となるのです。
このようなことからグラウンディングは自分の肉体の中に「いる」ことを可能にするため、霊的にめざめるためとても重要な方法と言えるでしょう。
グラウンディングについて要点:
最初にグラウンディングしたときに、身体のどこかが痛くなったり震えたり、抑圧された感情が浮上してくる人もいます。
もしこのようなことが起きたら、それが肉体的な痛みでも感情的な痛みでも、これまでグラウンディングしてこなかったことと何かしら関連する痛みです。
あらゆる不快なものを避けようとするのは私達人間のごく自然な性質のため、このようなことが起こっても珍しいことではありません。
「問題に気づくこと」がそれを癒す第一歩です。
そこから逃れたり、目を背けたりする代わりに、あなたの「好奇心」と「呼吸」を使って、それらの感情を探っていくことを許しましょう。
自分に対する判断や恐れの感情を手放し、グラウンディングにともなう感情や身体の痛みに注意を向けるよう気付かされたことを、喜びをもって受け入れてみてください。
そのまま不快に感じる部分に呼吸を通していきましょう。
大抵はすみやかな解放がもたらされます。
なかなか解放されない場合は、自分の信頼できるヒーラーの手助けを借りると良いでしょう。
→私の方でも協力できることはあるので、必要であると感じればご連絡ください。
グラウンディングの際に全く不快感のない人は、今まで以上に「この瞬間にいる」という素晴らしい感覚を味わうかもしれません。
グラウンディングについて要点:
以下に紹介するようなグラウンディング方法を規則的に実践すると、より「いま」に存在し、自分の人生に価値を見出すことができるようになります。
さらに、ヒーリングのプロセスの時間や感情的に動揺する期間もずっと短くなるでしょう。
また全感覚認知にいたりやすくなり、自分の持っているあらゆる感覚を有効につかえるようになるでしょう。
それによって、今まで気づことができなかった「自分を不自由にさせている感情・エネルギー・思考パターン」などを自分の中に見つけられるようになるかもしれません。
このようなこともあるため自然にグラウンディングできるようになるまで、以下のような方法を使って練習することをオススメいたします。
<グラウンディングの方法の紹介>
以下にグラウンディングの方法をいくつか紹介いたします。
試してみて自分に一番合うと感じるもを活用していただければ幸いです。
グラウンディングの方法1:
自分の足の裏に意識を向け、自分が床を踏みしめる感覚に気づくこと。
グラウンディングの方法2:
自然の中に行いくこと。
可能であれば裸足になり、地面を感じるようにするとなお効果的です。
グラウンディングの方法3:
足の裏から地中の奥深くまで「根」が伸びるようにイメージすること。
可能であれば地球の中心にある核まで到達するようにイメージすると良いです。
グラウンディングの方法4:
クラウンチャクラから背骨を通ってベースチャクラまでを貫いている光の柱をイメージし、それが地球の中心の核に到達するイメージをする。
感情的に不安定な時などに、このイメージをすると素早く回復する手助けになります。
グラウンディングの方法5(ロングバージョン):
よりしっかりグラウンディングを習得したい場合は以下の6ステップを行ってください。
ステップ1.
椅子に座って背筋を伸ばしてください。
可能であれば目を閉じて、両足を床につけ、腕は身体の両脇に降ろします。
ステップ2.
ゆっくりと呼吸をしながら、自分の意識を「頭のなかの中心」に向けます。
意識がさまよいだしても無理に止めようとせず、ただ呼吸とともに自分の意識を頭のなかの中心部に戻しましょう。
ステップ3.
(男性の場合)あなたの意識を、椅子に触れているお尻の部分にある第一チャクラ(ルートチャクラ)に集中させてください。
(女性の場合)あなたの意識をおへそと尾骨のちょうど中間にある第二チャクラのところに集中させましょう。
次に、その第一チャクラのところに直径10~15センチくらいの光の管またはコードが渦巻いて、張り付いているのを思い描きましょう。
ステップ4.
頭の中心部に意識を向けながら、この光の管またはコードを地球の中心に達するまで伸ばしましょう。
地球の中心は磁力の中核で、重力の中心です。
あなたのグラウンディング・コードが地球の中心部に触れ、ぴったりと繋がるのをイメージしてください。
どのような感じがしますか?
もし不快感がある場合は上記の文章を参考にしてください。
グラウンディング・コードに意識を向けたとき、しばらくのあいだ身体がほぐれて、かすかな重みを感じる人もいるでしょう。
ステップ5.
このグラウンディング・コードになじんできたら、コードの色が変化するのをイメージしてみましょう。
光のスペクトルの7色を中心に、それぞれの色の微妙な変化や質感を味わってみます。
ここにあげる色の他にも、あなたが思いつくかぎり、できるだけたくさんの色で試してみると良いでしょう。
まずは、ブルーから始めます。
そして、以下の様にあなたのグラウンディング・コードの色を自由に変化させながら、それぞれの感覚を味わってみてください。
自分にしっくりくるものがあれば忘れないようにメモを取ると良いでしょう。
淡い空色 → 明るい青 → ネイビーブルー → インディゴブルー → 明るいコバルトブルー → グリーンが混ざった濃い青緑色 → 明るいアクア・ブルーに色を変化させてみましょう。
次はグリーンをイメージしましょう。
薄い緑色 → エメラルド・グリーン → 深い森の緑 → 落ち着いたオリーブ色 → 青々とした芝生のグリーン → 透き通った黄緑色
今度はイエローをイメージしましょう。
やわらかなクリーム色 → まばゆい太陽の黄色 → 黄金色 → からし色
それからオレンジ色をイメージしましょう。
やまぶき色がかったオレンジ → だいだい色 → ピーチ・オレンジ → あざやかな果実のオレンジ → サーモン色 → 濃い黄褐色 → 赤みがかった炎のようなオレンジ色
次は赤色をイメージしましょう。
パステル・ピンク → カーネーション・ピンク → 目の覚めるようなショッキング・ピンク → あざやかな赤 →血のような赤 → 深い紅色 → 赤紫
今度は紫色をイメージしましょう。
淡いふじ色 → ラベンダー色 → 深いぶどう色 → すみれ色
それから白色をイメージしましょう。
雪のような純白 → 太陽の輝きの白 → 真珠色 → クリーム・ホワイト色
次にブラウンをイメージしましょう。
ベージュ → おうど色 → チョコレート色 → キャラメル・ブラウン → 木の幹のあたたかな茶色
最後にグラウンディング・コードをメタリック・カラーに光らせましょう。
シルバー → ゴールド → 赤銅色 → プラチナ → シルバーとゴールドを混ぜた色
これらの色の中には、気持ちを落ち着かせてくれる色もあれば、強さや自信を感じさせてくれる色、肉体のなかにいるのを助けてくれる色などもあるでしょう。
もしかすると、いやな感じでグラウンディングが妨げられるように感じる色もあるかもしれません。
自分の好きな色を見つけて、好きな理由と一緒にノートに記すのも良いでしょう。
ステップ6.
自分に今必要だと直観で感じる色を一つ選んでください。
あなたの最初のグラウンディング・コードを地球の中心から引きぬいて地中に開放してから、いま選んだ新しい色のグラウンディング・コードをとりつけて、地球の中心にそれをつなぎましょう。
目を閉じていた場合は、目を開けてください。
<このグラウンディング・コードの活用法>
・寝起きにつかれて調子が悪いと感じるときは、自分を爽快さとエネルギッシュさを感じさせてくれる色のグランディング・コードをつなぐと良いでしょう。
・人生で手ごたえや自信が感じられないときは、人生をより確かに自信に満ちて感じさせてくれるような色のコードをつないでみましょう。
・このグラウンディングが問題の全てを解決し、あらゆる不快な感情をとりのぞくわけではありません。
しかし、不快な感情をよりすみやかに流すことを促してくれるでしょう。
いろいろな状況に応じて、自分にとって一番ふさわしい色を知っておけば、いつもグラウンディングした状態が保たれ、ふつうだったら逃げ出してしまうようなことにも向き合えるようになります。
・約一週間、毎朝古いコードを捨てて、新しいグラウンディング・コードと取り換えてください。
あなたのそのときの気分に応じて、前と同じ色でもいいですし、違う色でもいいでしょう。
一日を通して思いつくたびに、できるだけ何度もこのプロセスを繰り返してください。
最初のうちは1日50回おこなってもかまいません。
道を歩いているとき、仕事中、家にいるときなど自分に新しいグラウンディング・コードを与えてあげてください。
あなたの意識のエネルギーを注ぎ込めばこむほど、グラウンディング・コードはよりリアルに長く保たれます。
慣れてくるにつれて、仕事中や歩行中だけでなく、車のなかでも目を開けたまますばやくグラウンディングできるようになっていきます。
一週間後には、朝グラウンディングしたコードをさらに長時間持たせることが可能になっているでしょう。
そのうち1日1回でも十分と感じるかもしれません。
そのときには自分がグラウンディングしているときとそうでないときの差をはっきりと感じとれるようになり、いつ新しいコードに取り替えたらいいかがわかるでしょう。
参考文献:『プレアデス 覚醒への道 <光と癒しのワークブック>』 アモラ・クァン・イン著