オーラとは?オーラについて知る
オーラとは、肉体のまわりに放射されるエネルギーフィールドのことです。
それはチャクラ内のエネルギー生成物によってつくられたもので、それぞれのチャクラはオーラ・フィールドを形成し、維持する働きを持っています。
過去のトラウマ的な経験などからチャクラがダメージを受けて最低限しか開いていないとき、オーラは活気がなく弱々しく見えるでしょう。
逆に健康で適時に感情的にもオープンになっているときは、チャクラは開かれて活気があり、オーラは強くいきいきと振動し、弾力性があります。
オーラの大きさはどれくらい?
オーラの大きさは人によってまちまちです。
オーラは身体から30センチくらいしか出ていないかもしれませんし、広がりすぎたオーラの場合は1.5メートルから数キロも拡散することがあります。
小さくても大きすぎても理想的なオーラの状態とはいえないことが多いです。
ちぢこまったオーラはその人に、「緊張」「不安」「孤独」などを感じさせやすく、逆にそのような感情によってオーラがしぼんでしまうこともあります。
一方で、ひろがりすぎたオーラは「ボワッとした感じ」や「逃避癖」のほかに、「オーラ内の領域に存在する人々の感情や思考や痛み」などを、全て感じて取りこんでしまう傾向にあります。
サイキック・スポンジ状態とは?
サイキック・スポンジ状態とは、周りのエネルギーを無差別に取り込んでしまう状態のことです。
周りの人達が感じている情緒的な不安定感、混乱、徒労感などを取り込むことによって必要以上に悩みを抱えてしまうことになります。
サイキック・スポンジ状態の人は身体的な痛みを抱えている人のそばにいると、その人と同じ場所が痛くなったりします。
他にも、人と話していると相手は重たいエネルギーが解き放たれて気分が良くなるのですが、自分はそのエネルギーを吸収して気分がわるくなったります。
エネルギーの浄化の仕方や扱い方に熟達してくれば、周りのエネルギーを取り込んで浄化することも可能なのですが、そのようにエネルギーをマスターするまではこれから紹介するような方法を活用して自分の「境界」をしっかりとつける必要があります。
自分の「境界」をつくる方法を習得すれば、人と接することで具合がわるくなったり、被害妄想に襲われたりせずに済むようになり、家族や友人などと健全な親近感と共感を見出すことが可能となります。
オーラの理想的な大きさは?
理想的なオーラは、身体の上方、下方、後方、左右方向へ均一に卵型に分散しています。
オーラは自分の意思によって大きくしたり、小さくしたりすることが可能です。
実は場面によって理想的なオーラの大きさは変わってきます。
以下を参考にして、自分が一番しっくりくるサイズ感を習得することをオススメいたします。
より多くの人と接するような公共のスペースや人と接する時は、すべての方向に60~90センチくらいに広がるオーラが良いとされています。
あまりにオーラを大きくしすぎると周りの人から不要なエネルギーを取り込みすぎてしまう可能性が高まるからです。
逆に、自然の中にいるときは、自分のオーラがあたり一帯の林や湖や小川をおおい、自由にひろがっているようにすると良いです。
そうすることによって、宇宙に存在する聖なるすべてのものとの結びつきを深く感じられるでしょう。
植物や水、自然の精霊との触れ合いのなかで神経系はすみやかに癒され、静められていきます。
家や部屋の中では快適に感じる範囲で自分のオーラを広げるようにしても良いでしょう。
そのかわり、上記の様に自然や家の中から市街地や公共の場に出る場合は、オーラを身体から60~90センチ程度まで引き戻すほうが良いです。
そうしないと、必要以上に他の人々の人生の目標が気になったり、人の痛みまで感じてしまうかもしれません。
他にも自分の影響を受けやすい状況に自覚があるのであれば、その時に自分のオーラの大きさを調整して一番適切なサイズを知っておくと良いでしょう。
ハイヤーセルフなど高次の自己と融合するにあたって、自分にとっての適切なサイズが変わってくることを感じると思います。
大切なのは自分の大きさは自分で決めることができ、その時その時で適切な大きさがあるということです。
さらには自分自身の大きさに対して意識的でいる事も重要であるといえます。
自分自身を犠牲にせず、まずは自分が快適でいられるように大きさを調整していきましょう。
<オーラの癒しと浄化のワーク>
このワークを体験するとほとんどの方が軽快でさわやかな気分になり、身体が浄化されて輝きだすような感じがするといいます。
これはあなたが取り込んだ重いエネルギーを浄化する、とても簡単で効果的な方法です。
以下の7つのステップを順番にやって体験してみてください。
イメージに正解はないので、自分なりに楽しんで工夫してみてください。
ステップ1.
別の記事「グラウンディングの方法」を参考にして、グラウンディングしてください。
ステップ2.
可能であれば目を閉じて、身体のまわりのオーラを感じてみましょう。
自分の感覚を大切にしてみてください。
パッと思い浮かぶことは「妄想」ではなく「真実」であることがほとんどです。
まず、あなたのオーラが身体から前方と後方にどれくらい広がっているかを感じてみてください。
次は、身体の左右にどの程度広がっているかを感じましょう。
同じようにして、自分の頭の上と足の下にオーラがどれくらい広がっているかを感じてください。
全体の大きさのバランスはどのような感じでしょうか?
ステップ3.
自分の現在のオーラの状態を感じることができたら、次はこのオーラを整えていきます。
自分のオーラは自分の意志によって大きくしたり、小さくしたりすることが可能です。
あなたの全身を身体から60~90センチ程度の範囲ですっぽりおおう、きれいな卵型のオーラになるようにイメージしてみてください。
呼吸、イメージ、明確な意志など自分が適切だと思うものをつかってオーラの大きさを変えます。
最初のうちは、実際にあなたの両手を使って、望むような形にオーラをひっぱったり伸ばしたりするとやりやすいかもしれません。
多くのひとは、オーラを内側に引っ張って輪郭をはっきりさせると良くなるでしょう。
人によっては、逆にオーラを外側に押し広げて空間をつくってあげなければならないこともあります。
はじめはオーラが足の下方まで広がりにくい感じがするかもしれませんが、根気強くやってみてください。
ステップ4.
あなたを包むエネルギー・フィールドの調整によって、感情の変化や肉体の感覚など、何か気が付くことがないでしょうか?
ステップ5.
それでは、黄金色に輝くシャワーが、雨のようにあなたのオーラ全体に降り注がれるイメージをしましょう。
エネルギーは意志にしたがって働きます。
イメージすることによって実際にそのエネルギーを体験することができることに気づくでしょう。
最初は少なくとも2~5分ほどこの光のシャワーを降らせ続けてください。
そのすばらしい感覚を、あますところなく充分に味わいましょう。
ステップ6.
次に、自分のオーラと同じくらいの大きさの、紫とコールドとシルバーの混じったダイヤモンド色の炎を思い浮かべてください。
これは「コズミックダイヤモンドバイオレットの炎」といって、低い波動のエネルギーを高波動に変容させる強力なエネルギーです。
この炎をイメージし、自分のオーラ全体を包み込みましょう。
初めてこれをやる人は1~2分だけこの炎に包まれるようにし、慣れてくるにしたがって少しずつ時間を伸ばしていくと良いです。
自分にとって一番ふさわしい時間を見つけてみてください。
ステップ7.
浄化が終わったのを直観で感じたら、その炎を取り去ります。
目を閉じていた場合は、開けてください。
<オーラを保護する方法>
オーラを保護し、周りとの「境界」を設けることは、あなたが周りの人や社会と壁をつくることになるわけではなく、身近な人との親近感を喪失させるものでもありません。
これから紹介するワークも、あなたが自分のオーラの中に何を取り入れ、何を取り入れないかを、あなたが自分で選択する助けとなるものです。
これらのことマスターしてくれば環境に関係なく、自分の望まない低い波動を寄せ付けず、神聖なエネルギーを受け取ることが可能となります。
ステップ1.
自分のオーラを身体から60~90センチ程度に引き寄せましょう。
上記のように黄金色のシャワーを降らせてください。
ステップ2.
オーラの表面を太陽の黄金色の光で3~5センチの厚さに包むイメージをしてください。
これをすることによって癒しを促し、不要なエネルギーが入って来るオーラの隙間や穴を黄金色の光で補強して強靭なオーラをつくることができます。
ステップ3.
このステップは自分の状態によって変わってきます。
普段よりも傷つきやすく、不安定な感じのときは、黄金色の光の外側をさらに高貴なブルーの光で包むイメージをしましょう。
高貴なブルーは「確かさのブルー」「真実のブルー」と呼ばれます。
この色の光は実際に自信と確実性という性質を放ち、それによって霊的なエネルギーの「盗み手」を自然に寄せ付けなくさせる働きがあります。
また同時に、高貴なブルーのオーラの膜を通して内側から外を見ることによって、自分が自信を持ちながら、自分自身や世界を眺めることを助けてくれます。
外出時、家に人を迎える時、仕事で人と接する時などは、オーラの一番外側をすみれ色(もしくは上記の紫、ゴールド、シルバーの混じった色)の光で包むイメージをしましょう。
この色の光は前にも書いたように、エネルギーを本来のより高い波動に変容させる強い働きがあります。
例えば、目の前の人が怒りや不満などのエネルギーを発した場合、この色の光は、それらのエネルギーを変容させ、それが害となる形であなたのオーラ内に入って来ることを防いでくれます。
またこの色の光はアストラル界の霊などの寄生体をはねのける力もあります。
その存在達は抑圧された感情や痛みを食料にして生きる、肉体を持たない存在です。
あなたがこうした存在を養い増殖させる土壌となるようなエネルギーをすべて浄化するまでは、このようにしてできるだけその存在達から身を遠ざけるほうが賢明です。
<まとめ>
あなたの波動がある程度まで浄化され、高次の自己(ハイヤーセルフ)などと一体化するにつれ、こういった存在や低い波動は自然にはじき返されるようになります。
それまでは上記に紹介したワークなどを活用し、境界をつくるやり方がとても役に立ちます。
自分自身のものでないものを解決したり、浄化したりするために多くの時間を無駄にしないようにしましょう。
毎朝、1.グラウンディング、2.オーラの卵をつくり浄化すること、3.オーラの境界の色をイメージすることの3つは日課にすることを強くオススメいたします。
これは「服」を来て外出することと同じように大切な事なのです。
参考文献:『プレアデス 覚醒への道 <光と癒しのワークブック>』 アモラ・クァン・イン著