以下は本当の自分を生きるために必要なことと本当の自分の仕事についての要約です。
・人は「自分の究極の本質」に対してと「周りの人」に奉仕するために存在します。
・方向を新しく変え、創り、変化させ続けることを仕事とすることが重要です。
そして、各々の持ち場で自分自身の仕事をし、そこで感じる喜びを周りの人と共有することである。
・自分らしい仕事はいかにしてはじめるべきか?
それは、今までのすべてと今のあなたのすべてを人や世界のための奉仕のために使うことである。
・一日も何らかの真の奉仕をせずに過ごすことのないようにしよう。それはやればやるほど喜びが増すものである。
・本当の自分でい続けるために必要な3つのこと
1.周りの人や世界への奉仕をすること
2.正しい瞑想をすること
そうすることにより自分の本質とつながりを強め、本当に自分がやることとつながり続けることができる
3.学習しつづけること
・日ごろ大切にしたい3つのことは、意志、愛―英知、行為である。
・本当に自分らしく生きるために大切なこと
1.まずは自分自身の本当の望み、一番喜びを感じることに対して向かっていくことを決め、実際に向かって行動をすること
2.その道を歩んでいくにあたって出てくる自分の内面の葛藤などを感じつくし、浄化していくこと
自分の本当の望みを生き始めると、今まで自分の中にあった常識が自分に向かってぶつかってくることがある。
その時も、それにひるんで引き返すのではなく、とにかく進み続けることで通り抜けましょう。
すると、先に自分の想像もできないようなとんでもない世界があります。
3.しきりに後戻りをさせようとするあらゆる障害を壊し続けること。
4.行く先でどんどん感じることや、もっとこうしたいという気持ちを大切にし、そこへ向かって喜びながら拡大し続けること。
・自分たちの人格は自分の本心(魂の意図、目的)を表現させる媒体の役割がある。
・なぜかよくわからないけどそれがやりたいと思うものをやること。
それをやりたいと感じたときにやることによって、自分のなかに驚くようなものが流れていくことを感じる。
・自分がやっていることが何かと比べて大きいとか小さいとかは一切気にしないこと。
・自分自身がどれくらい価値があって、どれくらい有用性があるのかなどは一切気にしないこと。
・人から何かが欲しくてやるのではなく、ただそれをやりたいとおもってやること。それが本当にあなたがやることである。
・何をするにあたっても自分たちが向かう方向性は、全体の利益に貢献し、周りの人に対する愛や理解が増す方向に向かうことである。
・毎日が喜びをたくさん増やす方向において新しい機会に直面する日であるようにすること。
・何かを破壊することを意図したり、反対することを仕事にしている人(分離を創り続ける人)と一緒にいるよりも、とにかく世界をより良くしていこうという愛のある人達(世界に愛を広げてつなげていこうとしている人達)と一緒にいるようにしましょう。
・自分自身も喜びが増えていく方向に進み、周りの人も同じようにたくさんの喜びを創り出すようにサポートしていくこと。
・本当に自分の本心を大切にして実際に生きることは、周りの迷っている人達の道しるべとなる。
・初めは自分の本当に価値のある才能や能力に人は何となく気づいている。
そして、何らかの貢献をしたいと思っている。
しかし、それを何となく先延ばしにし続けることで、自分の中に罪悪感や周りを非難する気持ちなどが生じ始めて歪みが起こる。
最終的には、自分の本心や本当の仕事から外れたことをやっている状態になることがある。
どのような地点からでも本当の自分の道に沿った生き方をすることは可能である。
もし自分が今本当に自分らしくないことをしているという自覚があるのであれば、それをまず自覚し、それを創り出したのは自分であることも認めること。
そうすれば、自分には望ましくないものも望ましいものも創り出せる力があることが分かり、実際に次からは望ましい方向に向かうことができることが分かる。
・自分のお金を世界がより良くなることにつながる活動や愛が増える方向に流すことが大切です。
・本当に自分らしい仕事をするには、いったん自分を忘れることも大切です。
自分が渦の中心でいて、物事を起こしているという考えを手放しましょう。
目には見えないけれど世界をより良くする大きな流れがあることを信頼し、その流れの通り道の一つとして自分が存在し、仕事をしているということが大切です。
・もし自分が無限の愛と才能があると思ったときに今の立場でやれることは何でしょうか?
それが自分の本当の仕事である可能性が高いです。
自分の本当の仕事は偉大と言われる規模のものもあれば、家庭の中でできるものもある。
規模の大きさや、周りの人がどれくらい評価してくれるかはさして重要ではないです。
自分に無限の愛と才能があるという前提で、今やりたいと心から感じることから始めてみましょう。
・いったん自分がどうなるかを考えずに目の前の人や周りの人に対して奉仕をしてみると、新しい世界が開けてきます。
これからの時代は「あの人から自分は何を得られるだろうか?」という質問から「自分が周りの人にどんな貢献ができるのだろうか?」という質問に移ることが大切です。
・本当の自分の仕事はやればやるほど謙虚になっていくものです。
やればやるだけ謙虚さから遠ざかるものは、本当の自分の仕事ではありません。
ある意味それは誰にでもできる仕事で、あなたにしかできない仕事ではありません。
本当に面白い話ですが、本当に自分らしい仕事をすると「自分」がなくなっていきます。
だけど、それが一番自分らしいのです。不思議ですよね。
・これからは瞑想し、内面を見つめる時代から奉仕する、行動する時代に変わっていきます。
もちろん、奉仕する時代には前提として瞑想や内面を見つめることが含まれています。
瞑想したときなどに得られるインスピレーションは行動に移されて初めて意味を成します。
そして、そのインスピレーションの価値は、その行為がより多くの人に喜びをもたらすものであるほど高いといえます。
・その人の生来の才能は愛をもって奉仕をし始めてはじめて目覚めるものである。
・人に対する奉仕は自分自身の中に感じる痛みも開放することにつながる。
・本当の自分の仕事を始めるときの誘惑
1.今までの日々の仕事の方が簡単に思えるため、そこに逃げてしまう
2.自分の本心と向き合うことで出てくる問題から目をそらし、日常生活に戻ってしまう
3.本当に自分の望むように生き始めると生じる感情的な反作用に酔ってしまって、満足して立ち止まってしまう。
・自分の仕事を始めるのに一番良いのは物質的な生活を成り立たせるための仕事をし、安定を築きながら、できるだけ多くの時間を自分の本当にやりたいことに費やすことである。
全く生活が成り立たない状態では、お金を得ることなどの目的が生じるため、自分が本当にやりたいことが歪んでしまうことが多くある。
・大きな流れを自分の中を通過させるときに利己心があると流れが遅延してしまう回路ができ、流れがさえぎられる。
自分の生活をたえず、本当に自分のやりたいと感じる奉仕や貢献の方向に調整するには勇気が必要である。
・奉仕とは、魂(自分の本質)との接触により自然と生ずる結果のことです。
奉仕は演技や無理をしてやらないといけないものではない。
奉仕は世界を救う方法でもなければ、そのように意識して努力するものでもないです。
・奉仕は自分の本質(魂)を、この物質世界で表現する方法です。
・奉仕は魂の一つの衝動です。それは魂の進化の過程を早めるものでもあります。
奉仕は魂の本能ということもできます。それは生まれつきのものであり、固有のものでもあります。
・奉仕は本能的なものなので、周りの人がいろいろ教えて無理やりにやらせるものではありません。
・以下に奉仕するべきかなど考え、理論をたくさん学んだ結果、実際に奉仕をしない人もいます。
そのような場合は、あまり考えず、自然にやりたいと思うことをやることが重要です。
・奉仕をするとハートの中枢が目覚めていきます。
・人を助けたい、より良い世界にしたいという衝動は誰の中にでもあります。
そして、それはその人の本質である魂がもっている基本的な衝動です。
その衝動に従って行動することが何よりも重要です。
・人は思いや言葉と行いによって他を傷つけてしまうのではないか、または、どのような誤解を招くようなことを差し控えてしまうという特徴がある。
・人がその人なりの最善と思う奉仕をすることを快く認めることは重要である。
目には見えないけれど、その人なりの最善の奉仕をしている時、その人を通じて流れが起こる。
その流れをこちらの個人的な判断でせき止めるのは良くない。
・奉仕や貢献は他の人たちが自分自身の本質に気づき、本当の自分自身を生きるのを援助する方向に向けられるとよい。
・各自の人が、自分の選んだ分野での奉仕を、各々が望むがままに実行するように力を貸してあげることが大切である。
・奉仕や貢献をする人は喜びに満ちていることが重要である。
もし苦しみながらやっているのであれば、それは本当の意味でのその人らしい奉仕や貢献をしていないともとれます。
この喜びは、実際に自分らしい奉仕や貢献をしているときに感じるサインです。
・自分の本質から奉仕や貢献をしているときは、自分は世界全体をよりよくする計画の一部であると感じる謙虚さがある。
それはどれほど立場が上がったとしても変わらない心構えです。
そのような謙虚さをもった人には、不思議と、世の中をより良くする仕事がアイデアのカタチで舞い降りてきます。
そのアイデアを実行するかどうかは完全にその人の自由ですが、そのアイデアを実行することは世界が望んでいることであるため、あまり難しく考えず、そしてその結果がどうなるかも期待せず、ただ実行してみることを強くオススメいたします。
・世界には良くする流れと、その流れを引き起こした必要性の両方が存在します。
その両方をちゃんとみて、自分が理想とするものを今現実の世界で実行に移すことが大切です。
精神の世界の理想と、現実の世界の現状をつなげていくことは自分たち仕事です。
・世の中は放っておいてもより良くなるだろうという消極的な態度ではなく、自分から理想の世界を実現させるために行動を起こすことはとても大切なことです。
・自分の持っているものや情報、お金などあらゆるものを世の中がもっとより良い場所になるために流すことはとても大切なことです。
・単に自分自身を高めることをゴールにするよりも、世の中をより良くするためにもっと良い貢献ができるように自分を高めるようにすると世界が開けてきます。
参考文献『至聖(かみ)への道』 ジュワル・クール大師 著より
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