多くの人は、あまりに多くの小さな仕事をするはめになって、自分のライフワークを創造する時間がありません。
ある人は、忙しさと自分の高い目的を達成することを混同し、終えなければいけない山のような雑用を抱え、いつも忙しく走り回っているかもしれません。
もし、自分らしく豊かになるためにライフワークに取りかかるつもりならば、それを始める時間を物理的にとる必要があります。
多くの人は、「これらの事務的な仕事、家事、所用などを終えたあとで、この重要な仕事をやろう」と考えています。
しかし、実際には一日が終わるころまでには、疲れ切っていることが多く、時間が残されていないことが多いのです。
自分のライフワークに近づく活動を、毎日その日の一番に、できるだけ早くしてください。
目を覚ました時、自分の高い道について五分間使って考え、自分に次のことを尋ねてください。
「自分に今日できることで、ライフワークをより自分に近づける行動は何かないだろうか?」
あるいは、「今日自分にできる最も重要な行動は何だろうか?」と。
そして、それを最優先し、他のことをやる前にそれをやってください。
それは、自分のライフワークの象徴にエネルギーを与えること(前のワーク参照)や、電話をかけることや、自分の関心のある話題について本を読むことや、ある活動を行うために自分の家にスペースをつくることのような簡単なことかもしれません。
もし毎日自分が集中し達成する優先事項が自分の夢と実現を助けるならば、どれほど自分の人生が変わっていくかに、あなたは驚くことでしょう。
見かけ上は小さな一歩でも、実際その簡単な行動があなたの人生に与える影響は計り知れないものがあります。
自分のライフワークを創造するときに非常に重要な一つのことは、正しいタイミングに関することです。
あなたは「その時に適した考え」という表現を聞いたことがあるとおもいます。
まず、自分が適切なときに適切な場所にいることを、今肯定してください。
その考えを心にもち続け、自分の喜びや抵抗の感情がこれを真実として創造していくことを信頼してください。
「自分が今適切な時に適切な場所にいる」と考えるときに抵抗する感情が生まれる場合は、もしかしたら、潜在意識に、今現在の環境は自分にとって不適切であり、ダメなところであるという信念があるかもしれません。
その信念は、高い視点から見ると真実ではないことが多いです。
大きな視点から見た時に、間違った時に間違った場所にいる人はいません。
今の環境は自分が持っている理想とは全く一致しないものかもしれませんが、それでも今いる現在地は、自分にとって適切な場所であるということです。
自分が今いる場所は、自分らしく豊かになることに関して最適な環境や場所であるということを信頼することで、豊かさの扉が開かれます。
例えば、ある女性は本を書こうと努力していました。
彼女は毎日1~2時間自分に書くことを強制しましたが、アイデアがどうしてもやって来なかったので、彼女はついに書こうとする努力をやめてしまったのです。
それから2年の時が経ち、その間彼女は時々書くことを試したのですが、決してそれをずっとやり続けることができませんでした。
彼女は自分の決めたことが出来ない自分を責め続け、自分は落ちこぼれで、本を書くのに必要な訓練が全くできていないのだと、自分に言い続けました。
ある時から、彼女は自分の仕事の関係で、多くの病気の人々と接触することになりました。
そして、ふとしたことをきっかけとして、その病気の人たちに自分の知っている霊的法則を教え始めることになりました。
仕事で接する人たちに自分が知っている知識を提供することで、ますます多くの人々が彼女と接することで良くなり始め、彼女自身もどんどん調子が良くなり、内なる平和を感じ始めました。
多くの人が彼女のもとにやって来るようになり始め、彼女は結果的に自分のクラスをやり始めることを決心しました。
彼女ははじめ自分の学んできたことを音源として教材をつくっていましたが、人から必要とされることもあって、文章を通じて自分の知識を提供することになっていきました。
後に、自分の書いたことをもとに、製本し、学習教材として自分の生徒たちに配りました。
生徒たちはその教材を他の人たちとも分かち合い、彼女はますます増える需要を満たすために、多くの教材をコピーすることに忙しくなり始めました。
ある日、大きな出版社の編集者が彼女に電話をしてきました。
それは、ある友人がその編集者に彼女の原稿を渡し、その編集者はそれを出版したかったからです。
ちょうど彼女が扱っているテーマはがその時に人気があるものだったので、出版した本はまたたくまたくさん売れることになりました。
彼女は、ここにきて、自分が昔書こうと努力したことを振り返って、本を書くことができる前に、自分が成長し、多くのことを学ぶ必要があったことを理解しました。
また彼女は、昔はタイミングもよくなかったこともわかったのです。
つまり、たとえ彼女が以前になんとか本を出版することが出来たとしても、それは今ほど成功しなかったであろうということです。
もしあなたが何かの企画に取り組んでいるならば、あなたの高い導きは、常に正しい時にあなたが物事を終えることを助けているということを覚えておく必要があります。
あなたが何をしていても、もしそれに抵抗したり、奮闘したりし続けているならば、それが間違った企画なのか、それとも間違った時期なのかのどちらかなのです。
そうであれば、何か他のことを先にやって、それからそれに戻って来ることが必要かもしれません。
抵抗や、奮闘がある場合は、自分のエネルギーをどこか別のところにつぎ込んで、自分の喜びにしたがうことが大切です。
あなたはこれまでの何カ月もの間、自分や自分の人生に変化を起こすことを考えてきたかもしれません。
しかし、今でも何をしたらよいかわからず、また自分が今の状況を離れることが許されていない、と思っているかもしれません。
また、自分のやりたいことは知っているのだが、それをやるにはあまりにお金がかかり過ぎたり、それが自分の技術や資力を超えて自分に何かすることを要求している、と思っているかもしれません。
しかし、自分がまだ行動を起こしていなくても、自分に優しくしてください。
覚えておいて欲しいことは、実際の変化が起こる前に、内面の仕事をする時期があるということです。
あなたは自分の考えを変え、自分の人生を再評価し、物事を新しい視野から観察し、変化を起こすのに必要なエネルギーを貯めているところかもしれません。
外側により大きな変化を起こしたいと思えば思うほど、まず最初に大きな内なる変化をもっと起こさなければならないのです。
※参照、光の存在オリンとダベンのチャネリング情報『クリエイティング・マネー』サネヤ・ロウマン&デュエン・パッカー著
~~引き寄せの法則×お金とライフワークを創造する:自分の道とライフワークを最優先するためのワーク~~
➀『自分のライフワークに近づく活動を、毎日その日の一番に、できるだけ早くしてください。目を覚ました時、自分の高い道について五分間使って考え、自分に次のことを尋ねてください。
「自分に今日できることで、ライフワークをより自分に近づける行動は何かないだろうか?」あるいは、「今日自分にできる最も重要な行動は何だろうか?」と。
そして、それを最優先し、他のことをやる前にそれをやってください。』とありますが、この情報をどのように自分の今の人生に活用できそうでしょうか?
具体的に考えてみましょう。
➁「あなたが何をしていても、もしそれに抵抗したり、奮闘したりし続けているならば、それが間違った企画なのか、それとも間違った時期なのかのどちらかなのです。
そうであれば、何か他のことを先にやって、それからそれに戻って来ることが必要かもしれません。抵抗や、奮闘がある場合は、自分のエネルギーをどこか別のところにつぎ込んで、自分の喜びにしたがうことが大切です。」
とありますが、今までの人生の経験を通じて上記の情報はどれくらい当てはまりますか?具体的な例を挙げてみましょう。
例:今まで自分は〇〇をしないといけないと感じていながらも、それをやろうとすると疲れた感じになり、実際にやってもすぐにやる気がなくなった。そして、頑張ってやった結果実際何にもならなかった。
➂上記➁のような時、今後はどのようにできそうですか?具体的な対策を先に立てておきましょう。
例:これからさき自分がやるべきだと思っていることで、実際にそれを行動に移しているときに抵抗や奮闘を感じた時は、別の全く関係のないこをことをやり、それからやる気が出てきたらもとの行動に戻るようにしよう。など
➃自分がやるべきだと思ったことをやれていないと感じるとき、あなたは自分に対してどのように接していますか?
自分の思い通りになっていないときに自分に対してどのように振る舞っているのかパターンを明るみに出して、望ましくないものの場合はキャンセルしましょう。
例:自分はたくさんの理想があって、それを実現するために十分に行動できていないと感じると、後悔し、そして、自分がホントにだめだと感じる。など
➄「自分がまだ行動を起こしていなくても、自分に優しくしてください。覚えておいて欲しいことは、実際の変化が起こる前に、内面の仕事をする時期があるということです。
あなたは自分の考えを変え、自分の人生を再評価し、物事を新しい視野から観察し、変化を起こすのに必要なエネルギーを貯めているところかもしれません。
外側により大きな変化を起こしたいと思えば思うほど、まず最初に大きな内なる変化をもっと起こさなければならないのです。」
とありますが、上記➃のパターンが出てきたときに、どのようにこの情報を活用できそうですか?
例:物質的な何かを成し遂げていないことに関して自分にダメ出しをしていると気づいたときは、これからは、物質的な大きな変化を起こすために内面の変化が起こっているときだから、自分に優しく接し、エネルギーが充電されるまでは、気長にのんびりやっていこうと思うようにする。など
以上です。
自分自身、自分の道、ライフワークを大切にしましょう。
望ましい変化は、否定からではなく、優しさや愛から起こります。