自分に価値を与えることについて
あなたに対する価値はあなた自身が与えます。
たとえ周りの人がどのようにあなたのことを評価していても、最終的に周りの評価を取り入れるか、取り入れないか、その上でどのような価値を自分に与えるのかは、あなた自身が決めています。
あなたが価値があるとみなしたものにはパワーが与えられます。
逆に、価値を与えないものにはパワーが与えられません。
「価値を与えない」とは「価値を認めない」「価値を否定する」と同じ意味です。
あなたが自分自身のどの部分に価値を与え、どの部分に価値を与えていないのかを知ることはとても重要なことです。
あなたは自分の何に価値を与えているのか?
今まで自分にこのような質問をしたことはないかもしれません。
「私は自分のどの部分に価値を感じて、どの部分には価値を感じないだろうか?」
これは非常に重要な質問です。
例えば、ある人は「仕事をしている自分」には価値を与え、「遊んでいる自分」には価値がないと思っているかもしれません。
別の人は「人のために尽くす自分」には価値があると感じ、「自分のためだけに行動する自分」には価値がないと思っているかもしれません。
あなたはどうでしょうか?
どんな自分には価値を感じ、どんな自分には価値がないと思っているでしょうか?
あなたの全てに価値を与えることの重要性
あなたが認めたものにはパワーが宿ります。
逆にあなたが否定したものにはパワーが宿りません。
自分のどの部分を認め、その部分にパワーを与えているでしょうか?
自分のどの部分を否定し、その部分にパワーを与えていないでしょうか?
あなたが価値を否定し、認めていない部分についてここで重要な質問をします。
「本当にその部分には何の価値がないのでしょうか?」
「周りのみんなはあなたのその部分に価値を認めないかもしれませんが、本当にその部分には価値がないのでしょうか?」
多くの場合、あなたが価値を認めていない部分は、「周りの人の目」を考慮に入れています。
例えば、「好きなことだけして生きている自分」や「休んで全く仕事をしない自分」の価値を認めていない人は、
「周りの人からあまり良く思われないだろうから価値を認めない」としていることが多いということです。
あなたが自分自身の中で価値がないと感じている部分は本当に価値がないのでしょうか?
究極的には全てが無価値であり、価値があります
ここまで読んでいただいて、気づく方もいらっしゃるかもしれませんが、
価値があるかどうかは自分自身が決めているため、自分が価値を決める前には全てが価値があって同時に無価値です。
しかし、そのあとに自分自身のフィルターをかけて、価値を与えたり、否定したりしているのはあなた自身です。
せっかくであれば、全ての自分に価値を与えましょう。
そうすれば、自分の全ての部分にパワーが流れるからです。
自分の中で一つでも否定している部分、価値を認めていない部分があれば、その部分に意識が向いた時に、あなたの波動は落ちることでしょう。
落とし穴のようになるということです。
自分で作った落とし穴に落ちて、波動が落ちるのはあまりよろしくありません。
自分でどこに落とし穴を作っているのかを意識化しましょう。
そして、そこに再度あなたが価値を与えるのです。
自分の何に価値を与えているのかを見直すワーク
1.自分の中で価値があると感じるとこと、素晴らしいと感じるところ、好きだと感じるところなどを書き出してください。
2.自分の中で価値がないと感じているところ、良くないと感じているところ、嫌いなところを書き出してください。
3.上記2で書き出した、価値を否定している部分に関して次の質問をしてください。
「本当に価値がないのだろうか?そもそも価値を与えているのは自分だから、価値も無価値もないのではないか?」
この質問によって全てをニュートラルな状態にリセットしてください。
4.そして、価値も無価値も両方になることができる究極の可能性を感じてください。
それは無条件の愛とも呼べますし、創造主の分身とも呼べるでしょう。
あなたの中にそれが流れています。
そして、その価値を認めてください。
<追記>
あなたは自分が否定している分だけ「ダメな人間」であり、同時に認めている分だけ「価値のある人間」なのです。
元々は価値があって同時に無価値にもなれるすごい人間です。
せっかくこの地球を生きるのであれば、どんな自分の部分にも価値を与え、価値を感じ、どんな自分でも無条件で愛して、明るく生きていきましょう。
最終的には価値を超えて無条件の愛で生きるのが理想です。
価値を付与することができるあなた自身のパワーに気づいてください。