物事を簡単に、しかも、喜びを感じながら成し遂げるには、内なる導きに従うことが重要です。
内なる導きに従うと、時間が加速されると同時に、時間が増えるようになります。
なぜなら、物事をとても早く創りだしてしまうので、余った時間で他のことができるようになるからです。
内なる導きに従えば、可能な限り最も早いやり方で、ほしいものにたどり着くことができます。
仕事を通じてある目標を達成するために、外に出て、家という家のチャイムをならして営業し、できるだけ多くのお金を広告にかけることもできます。
しかし、使いたい技術とか、望む環境、賃金、同僚の人柄、労働時間など、仕事の完璧なビジョンを創りあげ、内なる導きの指示があったときだけ行動を起こすこともできます。
そして、後者のやり方を選べば、あなたの行動は自分の望んでいる結果を創りだすはずです。
この新しいエネルギーの波のなかでは、一日に十分な時間がなくて、すべてのことがこなせないとか、自分の時間や人生でやることがどんどん増えていく、と感じるかもしれません。
時間はもはや固定的ではないため、知的思考の枠組みだけで動こうとすると、ますます時間が足りないように感じることがあります。
論理的に物事を行おうとしたり、計画表を作って、それに自分を従わせようとすればするほど、忙しく感じるようになります。
計画はあなたが集中的に考える上で役に立ちますが、決めたことに対して柔軟な姿勢を保ち、自分の感情に耳を傾けてることを忘れないでください。
感情や直観にしたがうことはとても大切です。
なぜなら、感情や直観はあなたを高い時間の流れの中に置くからです。
新しい時間は直観的であって、今までのように直線的で連続的なものではありません。
もはや、いつ物事を行うべきかを論理思考だけを使って考えずにすみますし、そのうえ、物事が簡単に起こる高い流れの中にいることができます。
やるべきことの計画を立てても、感情は他のことをしろ、と言っている感じがするかもしれません。
つまり、何かをしようとしたときに嫌な感情がしたり、抵抗を感じたりすることがあるかもしれません。
その場合は、論理的に考えてよいと思われる計画票よりも感情に従ってください。
そうすれば、感情が最も高く、最も効率のよいやり方で、あなたを目標まで導いてくれることが分かるでしょう。
時間がもっとほしいのであれば、1つの活動を終えるときに、やるまずに活動を続けるのではなく、むしろ少しの間ゆっくりしてください。
そして、次の他の活動に取りかかる前に、以下の質問を自分にしてください。
「次に私は何をやりたいだろうか?」
「何をすれば、私は喜ぶことができるだろうか?」
そして、返ってくる答えに耳を澄ましてください。
あなたが次にやりたいと思ったことは、論理的に考えて的を得ていないように見えたり、生産的に思えなかったりするときがあるかもしれません。
しかし、長い目で見れば、そのおかげで何時間ものムダな仕事をしなくて済むのです。
たとえば、仕事をしているとき、体は散歩をしたいとか、ストレッチをしたい、運動をしたい、と言っているような感じがするとします。
あなたは論理的に考えて、それをすることは非生産的であるように感じるので、その感覚をムシして、もっと働くこともできます。
しかし、一方でその感覚を尊重して、昼休みの間、散歩をすることに決めることもできます。
後者の場合、散歩をした後にリフレッシュしたことで、いつもの倍の仕事をこなすことができ、ムダな仕事を省くための重要なアイデアを得ることになるかもしれないれません。
(感覚を尊重すると、自分の思ってもみないような良いことが起こることが多くあります。)
ですから、本能や深い欲求を信頼することは重要です。
実際、それらは最も早く、楽しんで仕事をするように導いてくれるのです。