引き寄せの法則とお金:自分自身に成功を許す⑱ 障害に出会ったときどのようにしたらよいのか?

自分らしい道にいるときにサインとは何でしょうか?

自分らしく正しい道を歩んでいるとき、自分らしく豊かになることに対して扉が開かれ、自分の求めていた人たちが現れ、偶然の一致(シンクロニシティー)がおこります。

逆に、自分らしくない道を歩んでいるとき、もしくは、自分の高い目的を追求していないときは、まるで粘着性の床を歩いているように、前に進みずらく、物事が上手く進みません。

自分の道にしたがっていて、自分のエネルギーが流れているとき、自分の人生はたいてい簡単にうまくいきます。

自分の求めていたものが自分の経験の中にどんどん引き寄せられてきます。

ただ、この時何の障害にも出会わないということではありません。

自分の道にいるときに注意するべきことは、何らかの障害にであったときに、その障害が自分の道を再検討したほうが良いという意味を持っているのか、それとも、自分の根気と忍耐を育てるのを助けるためにあるのかのどちらかを知ることです。

その障害がただ自分の成長の一部分なのか、それとも、別の道を探すように促しているのかを知る一つの方法は、自分が達成したいことを見ることです。

もし自分の目標が楽しく感じられたり、また障害のなかを進んでいくことに喜びの感覚を感じ、そうすることで自分がほしいものを手に入れることが感覚的にわかるならば、その障害を経験することは適切なことでしょう。

障害を挑戦だと思う人もいますが、それは、自分のほしいものを実際に手に入れとき、障害を克服したおかげで、自分の達成感がますます強まることを知っているからそのように思うのです。

もし自分のほしいものに心を向け、適切に思える行動をとるならば、その障害はたぶん消えはじめるでしょう。

ただ、障害の中を進むことが大変な努力のように感じられるのならば、その障害はたぶん、自分の目標を達成するのにより良い方法があることを教えています。

このような障害と出会うことによって、結局自分のより良い道だとわかる別の方向へ導かれていくことが多いです。

障害は、自分を守り、未熟に行動することを防ぎ、または、自分が何か見逃す可能性のあった何かに再度注意を向かせるために、そこに存在している場合もあるのです。

また、障害があることによって、次の段階に進む前に自分が準備するべきことをすべて用意する機会が与えらることもあります。

障害の例をあげます。

ある女性が、自分の部屋の上に住んでいる住人がとてもうるさかったため、引っ越すことを考えていました。

彼女は様々な物件をみたりして自分の求めている条件にあう家を探しましたが、なかなか見つけることができませんでした。

彼女は感覚的には、あまり物事がスムーズに進んでいる感じがせず、障害のなかを押し進んでいる気持ちがあったのです。

彼女は何週間も自分の感覚をあまり気にせず、別の方向に向かおうとも考えず、無理やり物件を探しつづけましたが、結局見つけることはできませんでした。

そして、彼女は引っ越しを諦めかけたとき、上の住人が引っ越し、静かな人が引っ越してくることになりました。

実際は、引っ越しをする必要がないことがそこでわかったのです。

もっと早くに彼女が自分の感覚を大切にし、スムーズに行っていないときのあらゆる障害の意味を知ろうとしたならば、不必要な奮闘はいらなかったかもしれません。

後になって、自分の本心をみたところ、上の人がうるさいということは確かに気になっていたのは事実でしたが、実は今の家を愛していて、心から引っ越したいわけではないということがわかりました。

その気持ちに早く気づいていて、一つ一つの出来事を大切にしていれば、より簡単に自分らしい道を歩むことができ、スムーズに理想を現実化することが出来るようになります。

実際、人生で出会う障害がどのような意味を持っているのかは簡単に見分けることが出来ないことが多いです。

ただ、自分の感覚を大切にし、その感覚をもとにいろいろ検証してみて、その結果から自分らしい障害の見分け方を編み出すことはできます。

障害に出会ったとき、自分でいろいろと意識的に試してみることが重要です。

意識的に培った経験は、結果的に、自分らしい道を歩んでいるときと、そうでないときの違いを見分けることが出来るようになる能力を身につけることにつながります。

これからは漠然と生きるのではなく、今歩んでいる道は自分らしい道か、そうでないのかを感じましょう。

そして、障害にであったときは、その障害は、今歩んでいる道でさらなる豊かさを実現させるためのジャンプ台なのか、それとも、今歩んでいる道は自分らしい道ではなくもっと別の道があることを知らせるものなのかを見分けることが重要です。

※参照『クリエイティング・マネー』サネヤ・ロウマン著より

~~引き寄せの法則:障害を豊かに経験するためのワーク~~

➀あなたは今まで自分の人生に現れてくる障害に対してどのような見解を持っていましたか?思いつく限り書いてみてください。

例:障害に会うときはどんなときでも、自分に何か問題があるときであり、上手くいっていない証拠であると思っていた。

例:障害は自分の望んでいることをジャマするものであり、無い方がいいし、障害があることで自分らしい人生を歩むことが困難になっていると、全ての障害をジャマ者扱いしていた。

➁これまであなたは人生で障害にあったときどのようにしていましたか?

例:スムーズに行かないことは自分らしい道を歩んでいないことだと思い、障害があるときは、その道をすべて諦めていた。

➂上記の文章を読んで障害に対して何か考え方が変わりましたか?気づきがあれば書いてください。

例:すべての障害が自分の道が間違っていることを知らせているわけではないことが分かった。

➃上記➂の気づきを、今後自分の人生で障害に合ったときにどのように具体的に活用していきたいですか?

例:障害にあったときは、自分の達成したいものを再度確認し、そのゴールを思うとワクワクする感じがし、さらに障害を通り抜けているときも喜びの感覚があり、求めているものが手に入るような感覚があれば、自分の道は間違っていないことを再認識する。

そして、障害があることで自分にダメなところがあるからそれを引き寄せたのだと思わないで、その障害が自分らしい豊かさをさらに増幅させるジャンプ台なるということを意識しながら障害と向き合っていくことにする。 など。

以上です。

目の前にきた、一見ネガティブと思われるものも、上記のようにその本質を見ることが重要です。

もしかしたら、それは自分の豊かさをさらに増幅させてくれる役目を持っているサポーターかもしれないのです。

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