ライトワークを始める3:職業名ではなく、まず先に自分の才能を見つける

あなたが好きな活動には、本当に自分らしい仕事(真の自分の表現や貢献)をするときに使う技術と才能が含まれています。

 

実は本当に自分らしい仕事(真の自分の表現や貢献)は「一生ずっと作家!」というようにある特定の形態をとり続けるのではなく、

「ある時期は旅館のマネージャー」そして「次のある時期はスタイリスト」というように多くの形態をとることがあります。

 

なぜなら、あなたの本当に自分らしい仕事(真の自分の表現や貢献)は表面的な職業ではなく、その内容や中身、質のことをいうからです。

 

たとえばある人の自分らしい仕事はバーテンダーという立場から、人々を励まし、奮い立たせ、その人の中の一番良いものを引き出すことでした。

 

彼は、ウェイター、ホテルのアシスタント、事務員、倉庫の管理係として働いていたとき、いつも人々を励まし、その人たちが自分たちの力を発見するのを助けてきました。

 

後に、彼は作家としての仕事を始め、人々が自己の可能性を思い切り表現し、

楽しい人生を送れるように励ます感動的な本を書くことになり、

それから彼は人気のある講演者となって、国中をまわって感動的な講演をするようになりました。

 

彼が成長するにつれて、彼の仕事の表面的な形態は変わり、進化していきましたが、

彼は自分のあらゆる仕事のなかに、人々を励まし、奮い立たせ、その人の中の一番良いものを引き出すという

彼の最高の才能や技術を取り入れました。

 

この例から分かるように、本当に自分らしい仕事(真の自分の表現や貢献)とは仕事の表面的な形態よりも、

その内容や質、中身のことを表しています。

 

つまり、自分らしい仕事を創造するときは、その職業名を先考えるのではなく、

内容や実際にやることを重視して、後からそれに仕事の名前を付けるくらい勢いが必要です。

 

本当に自分らしい仕事(真の自分の表現や貢献)を創造していくには、

あなたがもっている特有の才能や技術を見つけることが重要です。

 

ではどうやって自分の才能や最高の技術を見つけることができるのでしょうか?

 

自分の才能や特有の技術を発見するための一つのコツは

その活動をしているときに感じる自分の感覚や感情を参考することです。

 

まず、自分の特有の才能や技術を使っているときは、

それをすることで、あなたは活力と生き生きした感覚を感じます。

 

感情的には、ワクワクしたり、喜びを感じたり、自由を感じたり、自分が高まっている感じや自由など

ポジティブな感情を感じます。

 

なんだかよく分からないけど、それをやっていると明るい気持ちになったりするんです。

 

さらに、自分の人生がより大きな意義をもち、その行動を通じて自分が価値ある貢献をしていると感じます。

 

人生を振り返ってみれば、あなたもこのように感じた経験を持っていると思います。

 

これから本当に自分らしい仕事(真の自分の表現や貢献)を創造していくために、

自分の持っている技術と特有の才能を発見していきましょう。

 

<本当に自分らしい仕事を創造するための質問>

質問0:未来にどんな仕事(活動)をしているイメージをすると生き生きした感覚と、ワクワクなどのポジティブな感情を感じますか?

 

以下の例のように具体的な活動をイメージしてみましょう。

 

例)

 

・人の話を聞いて、その人が最高の才能を自覚し、自分に自信を取り戻し、生き生きして行動し始めるようなサポートをしている。(そうイメージすると生き生きとした感覚やワクワクの感情が出てくる。)など

 

質問1.最近からどんどん過去にさかのぼって、生き生きとした感覚と、ワクワクや喜びなどの感情を感じた時のことを思い出してください。そしてその時に自分がやっていた活動をを書き出してください。

 

 

書き方の例)

 

・先週、友人と一緒にいるときにすごく喜びの感覚を味わった。

 

その時、人の話を聞きながら、本当のその人を引き出すように意識していた。

 

・今日、すごいワクワクを感じた。その時、自分がやりたい企画についてアイデアを出している時だった。など

 

 

質問2.今まで学校や仕事、アルバイトなどで様々な立場を経験したと思いますが、その時に自分がワクワクしながら自ら進んでやっていた活動(行動)は何ですか?

 

以下の例を参考にしながら楽しく書き出してみてください。

 

例)

 

・どの仕事をしているときでも周りを明るくし楽しませ、やる気を出させることをしてきた。(これをやっているときワクワクしていた。)

 

・人やリーダーの補佐をして、その人が働きやすい環境をつくることが多かった。(自然に喜びながらやっていた)

 

・アルバイトをしていてもそこで必要とされていることを察知して自分から行動を起こすことが多かった。(自分も楽しくやっていて、結果的に相手に喜ばれることが多かった。)など

 

質問3:過去を振り返って、自分が一番絶好調だった時期のことを思い出してください。その時あなたはどのような活動をしていましたか?

 

自分の最高の才能や能力を使っていると、人生のあらゆる領域で幸せを感じる度合いが増えてきます。

 

例えば、仕事で自分の才能を使っていると、プライベートや家族関係など一見関係のないように思える領域でも幸せを感じることが多くなっていきます。

 

人生で一番幸せで絶好調だと感じたときのことを思い出してください。

 

そのときあなたはどのような才能や特有の技術を使っていたと思いますか?

 

例)

 

・どんなことをやってもうまくいっていた○○の時は、よく人を励ますように意識的に明るく人と接していた。

 

・絶好調だった△△の時期は、よく自分の思いつく企画をどんどん行動に移していたときだった。など

 

質問4.質問1~3で見つけた自分の好きな活動をもう一度整理して、リストにしてください。 そして、今後その才能や特有の技術をどのように生活や仕事、人間関係で使うかを考えて書き出してみましょう。

 

自分の才能や特有の技術を今の環境でどのように活用できるかを考え、実際に実行していと、

どんどん自分の本当の仕事を形にしていくことができるようになります。

 

例)

・人の話を聞いて、本当のその人を引き出す才能をこれから仕事で会う○○さんに使ってみよう。

 

・その場に求められていることを察知して実行する才能を△△さんとの関係で活かしてみよう。

 

・自分の学んだことをもとにしてわかりやすく文章をかいてブログにアップしてみよう。など

 

質問は以上となります。

 

自分の本当の仕事がすぐに見つからないからといって焦らず、分かったことを一つ一つ実行していきましょう。

 

そうすれば最終的に世界にどこにもない、あなただけの仕事が創造されていることでしょう。

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