あなたの波動はどのようにして上がっていくのか?

あなたの波動はどのようにして上がっていくのか?

今回はワークや瞑想などを通して、あなたの波動がどのように上がっていくのかをご説明いたします。

自分の波動が上がることに関して、判断する基準はたくさんあります。

まずは自分の体の周りにある波動が軽くなっている感じや、オーラ体が大きくなっていっている感覚などです。

そして、感情という基準でも自分の波動がどれくらい上昇しているかを測ることができます。

まず以下に波動の段階のリストをご紹介いたします。

 
<波動の段階>

1.喜び、大いなる気づき、自信、自由、愛、感謝

2.情熱・ワクワク

3.熱意、やる気、幸せ

4.ポジティブな期待

5.楽観(全てが上手くいくという明るい考え方)

6.希望

7.満足

8.退屈

9.悲観(悪い結果などを予測したり、考えたりして気を落とすこと)

10.不満(またはストレス)、いらだち、焦り(または短気)

11.戸惑い(または圧倒)

12.落胆(期待通りにならず、がっかりすること。)

13.疑い

14.心配

15.非難(相手や何かの欠点や間違っていることを取り上げて責めること)

16.失望

17.怒り

18.復讐

19.敵意(または憎しみ)、激怒

20.嫉妬

21.自信喪失(または危機感)、罪悪感、自己卑下(または無価値感)

22.恐れ、苦悩(または悲しみ)、憂鬱(または落ち込み)、絶望、無気力

 
書籍『運命が好転する実践スピリチュアルトレーニング』
エスター・ヒックス&ジェリー・ヒックス著(『引き寄せの法則』の著者)より抜粋

 
<波動の段階について>

・「感情」は自分の本質とどれくらい同調しているかを知らせるお知らせシステムのようなものです。

上記の波動の段階は1~7が「ポジティブな感情」、つまり「自分の本質と同調しているときに感じる感情」です。

8は+-ゼロの状態。

9~22は「自分の本質と逆方向に向かっていて、同調していないことを示すネガティブな感情」です。

・波動の段階は1に行くほど高いです。

「波動が高い」とは自分の魂・ハイヤーセルフなど自分の本質と同調していることを表しています。

・波動は段階的に上がっていきます。

 
<波動の段階の活用の仕方1>

あなたが何らかのワークや瞑想をしているときに感じる感情がどの位置にあるかを見つけ、現在地を知ります。

もしかするとはじめのうちは9~22のネガティブな感情を感じるかもしれません。

例えば、人間関係に関するワークやヒーリングを体験したときに上記段階の22「恐れ」を感じたとします。

これは、人間関係(ワークで向き合っているエリア)にあなたが過去生も踏まえた様々なキズや誤解などがあることによって、自分の本質とそのエリアが同調していないことを示しています。

しかし、何かのワークをやった時に何らかの感情が出た場合は、それを続けることによってどんどんと向上していくことがほとんどです。

つまり、先ほど22「恐れ」を感じたワークやヒーリングを引き続き続けていくと、あなたは上記波動の段階の21「罪悪感」を感じるようになるかもしれません。

「罪悪感」という感情は単体で見ると、とてもネガティブな感情に見えるかもしれません。

しかし、上記の表を見ていただければ22「恐れ」→21「罪悪感」に波動が上昇していることが分かります。

自分の波動の段階はこのように「グラデーション」「段階」でとらえることが大切です。

21「罪悪感」や9「悲観」など、単体の感情の状態だけで自分のことを判断しないようにしましょう。

単体だけで見ると、9「悲観」している人はとても良い状態に見えないかもしれません。

しかし、もともと21「自己卑下」していた人が9「悲観」し始めたとしたら、とてつもなく波動が上昇しているのです!

特にネガティブなことは、このようにそのもの単体ではなく大きな範囲との関係性でとらえることが大切なことがあります。

何か心ひかれるワークや瞑想などがあって、それをやったときにネガティブな感情が出たときは、上記の段階で今の自分がどこにいるかを確かめましょう。

そして、そのワークや瞑想を続けることによって上記の1~7のポジティブな段階にまで昇りつめることが大切です。

過去世も踏まえていろんなトラウマ的なエネルギーなどがあるエリアは、根気が必要なこともあるかもしれません。

しかし、表面化したときに一気に浄化してしまうほうが、後々から見てはるかに効率が良いでしょう。

放っておいても、今世でないにしても、いずれ向き合うことになることがほとんどだからです。

そのため、上記に波動の段階を活用して、自分の状態を段階的にとらえ、少しずつでも上昇させていきましょう。

※ただし、自分が心ひかれないワークや瞑想を苦しみながらやる必要はありません。

大事なのは、自分が心ひかれるものを体験することです。

それを体験しているときに、ネガティブな感情が出たときは上記のようなやり方を活用してみてください。

やる前から不快感のあるワークや瞑想はあなたに必要なものではないからです。

 
<波動の段階の活用の仕方2>

ゆくゆくあなたが誰かにワークやヒーリングなどを施すようになった時にも上記の波動の段階はとても役に立ちます。

例えばあなたが誰かにヒーリングをし始めたとします。

相手の人は、始めのころは「自分に価値を感じられない・・・」と言っていました。

これは上記の波動の段階21「自己卑下(または無価値感)」に当たります。

あなたがヒーリングを施すにつれ、相手は波動が「だんだんと」上昇していきます。

「だんだんと」というところを強調したのは、一気に1~7のポジティブな感情にならない場合があるからです。

もしかすると相手の人は10「不満」を言い始めるかもしれません。

しかし、あなたは上記の波動の段階を元にして相手の状態を客観的にとらえる必要があります。

上記の波動の段階を知らなければ、相手が「不満」を言い始めたら、「自分のヒーリングが相手を悪い状態にしてしまった!」と勘違いしてしまうかもしれないのです。

しかし、よく相手の人の変化を観てください。

相手は、始めの波動の段階21「自己卑下(または無価値感)」から10「不満」まで上昇しているのです!

これは波動の面からすれば、とてつもなく良くなっていることを示しています。

あともう少し続ければ、相手は1~7のポジティブな感情を感じはじめ、自分の本質である魂やハイヤーセルフと同調し始めるでしょう。

もっとも安全なのは、「セッションを始める前に相手の人に上記の波動の段階について教育をしておくことです。」

そうすれば相手も自分の変化を客観的にとらえることができ、10「不満」を感じても、自分が良くなってきているということを自覚することができます。

(もし波動の段階を相手が知らなければ、悪化していると勘違いしてしまうでしょう。実際にはとてつもなく良くなっているのにです!)

 
<まとめ>

特に日本では「怒り」「非難」「不満」などの特定の感情は望ましくないものとして捉えられていることが多くあり、それを感じること自体が良くない事だと思われる風潮があるのも感じられるでしょう。

しかし、実際には段階17「怒り」・段階15「非難」・段階10「不満」は段階22「恐れ、苦悩(または悲しみ)、憂鬱(または落ち込み)、絶望、無気力」よりもはるかに波動が高い状態です。

エネルギー的にも内側に向いていたものが、外側に発散され始めるからです。

もちろんだからといって人に「怒り」「非難」「不満」をぶつけたほうが良いというわけではありませんよ 笑。

自分の中で「怒り」「非難」「不満」などの感情を「段階的に」捉えるようにし、その自分を許し、認めましょう。

そうすれば、あなたの内面に調和がもたらされ、本質との繋がりが強まっていくでしょう。

自分自身にできるようになれば、他人の感情にも振り回されなくなり、冷静に対処することができるようになるでしょう。

この「感情」のサインをもとにした波動の段階についてよく理解して、自分自身の向上や、人に対する奉仕・貢献をますます前進させていただければと思います。

 
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